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日々思いついた疑問を解消します
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老眼の母は、小さい文字を読むとき、いつも顔をしかめている。

  僕 「母さんは、文字が見えないのが悲しくて、そんな顔をしているのですか?」
  母 「いいえ、悲しくはないわ。ただ、顔をしかめると世界がクリアーに見えるの」

…クリアーだって?
ためしに僕も、文字を、ピントを合わせられないような目の前にまで近づけて、顔をしかめてみた。
結果、たしかに、視界がシャープになり、文字が読みやすくなったようだ。
驚くべきことは、ただ薄目にするだけで、このような効果が生じることであった。

この疑問には、眼球とカメラとの類似性によってアプローチが可能です。
薄目にすることは、カメラの絞り(開口絞り)と同じ効果を持つと考えられるのです。

  絞りの効果
   1 薄目にすると、被写界深度が深くなる
   2 薄目にすると、諸収差が軽減する場合が多く、解像度が上がる

一方、逆に、薄目にしすぎると、像がぼやけることがありますが、これは、絞りすぎると光の回折効果が大きくなる(小絞りぼけ)ことによって説明できます。

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